アッパーマス目前のはずが…「富裕層ピラミッド」の落とし穴?!
改めて知る「富裕層ピラミッド」
投資をしている人、特にFIREをめざしている人なら、一度は目にしたことあるだろう「富裕層ピラミッド」。
このピラミッドは、資産形成の目標を設定する上で、一つの指標としてよく用いられている。
野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計 | ニュースリリース | 野村総合研究所(NRI)
私はとりあえずの目標として、「準富裕層」を掲げている。
また、もしかしたら今年中に「アッパーマス層」に到達するのではないかと期待していた。
私の現時点での資産については、また後日記述するとして、今日ネットを彷徨っている途中で、昨年リリースされた野村総研の「富裕層ピラミッド」についての記事に行き着いた。
そして、私は大きな衝撃を受けることになった。
「富裕層ピラミッド」とは
「富裕層ピラミッド」とは、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険や年金保険など、世帯として保有する金融資産の合計額から不動産購入に伴う借入などの負債を差し引いた「純金融資産保有額」を基に、総世帯を5つの階層に分類したものだそうだ。
底辺から頂点に向かって純金資産保有額が大きくなり、分類される世帯数が少なくなるため、ピラミッドのような形状をしている。
遠かったアッパーマス層
どこに衝撃を受けたかと言うと、不動産購入に伴う借入金などの負債を差し引くという部分。
今まで金融資産の額しか頭になかった…。
現在、私には預貯金、株式、投資信託を金融資産として保有しているが、その資産額と同程度の住宅ローンを抱えている。
こうなると、私の純金融資産保有額は数百万円に転落してしまった。
もうすぐアッパーマス層だ!なんて浮かれていたが、アッパーマス層なんて、まだまだ遠い。
FIREやセミリタイアなんて、夢のまた夢のようだ。